2014年12月07日

ニャン孫

 二年半前に、生まれたての子猫を見た建物で、親猫と子猫を見るようになりました。
 猫は1年ちょっとで子どもを産めるようになるそうです。それを考えれば、二年前に見た赤ちゃん猫が産んだ子どもなのでしょう。
 あの時、母親にくわえられて運ばれていた猫が、もう母親になっているわけです。自然の摂理ではあるとはいえ、ちょっと驚きました。
 そういう事もあり、我が家ではその子猫の事を「ニャン孫」と勝手に名づけました。2年半前に見た子猫が「ニャン子」だったから、その子どもは孫、という安直なネーミングです。
 そのニャン孫ですが、たまに我々を見ると、ちょっと警戒しながらも、珍しそうに近づいてきます。
 ある日などは、数メートルのところで、寝っ転がって腹を見せたりしていました。
 ある程度成長すれば、人間に対してこのような姿を見せる猫はいません。その分、まだ「経験不足」なのでしょう。それだけに、このような態度が見れるのは今のうちだけだ、と思い、得した気分になりました。
 ぜひとも健やかに成長してもらいたいものだ、とその無邪気な姿をみながら思いました。

2014年12月07日 22:34