2014年12月22日

朔旦冬至

 早起きして自転車で町内を回りました。
 5時半過ぎに走り出した時はまだ真っ暗でしたが、だんだんと明るくなっていきます。
 昔、夏至の朝に早起きした事はありましたが、冬至の早起きは初めての経験でした。それだけに、「なるほど、冬至だとこんな時間に日の出になるのだな」と実感する事ができました。

 ところで、今日の冬至は新月と重なる「朔旦冬至」との事です。基本的に19年周期なのですが、なぜか2033年には発生せず、次回は2052年までないとのことです。
 19年前といえば1995年でした。当時、とある雑誌の編集をやっていました。売れ行き並びに社内事情により、廃刊の危機に瀕していました。
 そこで、編集長主導で新年号で大幅リニューアルをやったのですが、内部にいる自分から見ても、「なんだかな…」という内容でした。
 このままなくなるのだろうか…。と心配しつつ、自分の担当する企画のために、年末年始も没頭していた、という記憶があります。なお、雑誌は結局、翌1996年に廃刊となりました。
 ちなみに次回の「朔旦冬至」である38年後といえば、自分は83歳です。その頃には何をやっているのでしょうか。それ以前の問題として生きているかどうかですが…。
 そんな事を思ったりしながら過ごした、19年に一度の「朔旦冬至」となりました。

2014年12月22日 19:10