2014年05月07日

当たり前の事を当たり前に続ける難しさ

 出勤時に携帯を忘れました。
 携帯を持たずに家を出て、ちょっと歩いて気づく、という事は何度かありましたが、職場に着くまで気付かなかった、というのはここ数年なかったことです。
 朝起きてからの行動は決まっており、食事→洗顔・歯磨き→着替えの順番でこなします。着替え終わると、胸ポケットに携帯を、他のポケットに財布などを入れる、というのが一連の流れです。
 さらに家をでる際、念のため胸ポケットの重みで携帯を忘れていないかを確認します。この一連の習慣により、ここ三年くらいは携帯を完全に忘れる事はありませんでした。
 それが、ちょっとした理由で朝食をとる前に着替えた所、さまざまなリズムが狂ってしまい、このような結果になってしまったわけです。

 よく、日頃普通にできている事がきちんとできずにトラブルになると、「何故当たり前の事ができないんだ」と批判されます。
 しかしながら、当たり前の事でも、それを何年も正確に続けるのはやはり難しいものです。
 したがって、人命に関わる事など、失敗が許されない事は、「当然だと思われる事でもミスが起こりうる」という事を前提に二重三重の予防策を取る必要がある、と改めて実感させられました。

2014年05月07日 23:13