他人の不幸を「商材」としか見れない人々
大阪での殺人事件が、連日、大々的に報じられています。
毎度の事ですが、被害者やその家族のプライバシーを侵害し、一方で容疑を否認しているにも関わらず、逮捕された人の事をあれこれ書き連ねています。
こんな「報道」をいくらしたところで、被害者が戻ってくることはありません。また、同じような犯罪の抑止にもなりえません。
それをこんなに執拗に「報道」するのは、単に「視聴率が取れるから」「読者が喜びそうだから」でしかありません。
そんな事のために、殺人被害者並びにその遺族を傷つけ、「推定無罪」という基本原則を無視しているわけです。
これまで何度も同じことをして、多数の人々に迷惑をかけたわけですが、そんな事おかまいなしです。
このような、「報道」が百年以上続き、改まる気配もありません。何とかならないものか、と改めて思った次第です。
2015年08月23日 11:38