2015年06月11日

「音楽を聞きながら自転車運転」の対価

 稲毛区で、ヘッドホンで音楽を聞きながら自転車を運転していた人が、人をはね、被害者が亡くなってしまった、というニュースを見ました。
 稲毛区は自分の住む花見川区の隣で、何度か自転車で行ったこともあります。それだけに他人事とは思えませんでした。
 それにしても不思議なのは、なぜそこまでして「自転車運転中に音楽を聞かねばならないか」という事です。
 今回は聞いていた人が加害者になったわけです。しかしながら、聴覚が遮られていては、逆に自分が被害者になる可能性だって十二分にありえます。

 別に自分も音楽を聞くのが嫌いなわけではありません。
 かつて電車通勤をしていた時は、携帯プレイヤーとイヤホンで音楽を聞きながら電車移動していました。しかしながら、駅を降りて移動するときは、聞くのをやめていました。それくらい、音が聞こえない中、公衆の中を移動するのは怖かったのです。
 そういう事もあり、自転車運転中にイヤホンで音楽を聞くなど、正直信じられません。
 6月からの道交法改正の際に、「自治体によって『片耳イヤホン』が摘発の対象になったりならなかったりする」などというニュースを見ました。
 しかしながら、今回の事もあり、「そんな摘発云々より、自分の安全を守るために、『聞きながら運転』はやめるべきだよな」と改めて強く思いました。

2015年06月11日 22:51