2015年08月05日

嘘がいくらでも作れる世界

 昨日書いた、根岸線の架線切断事故ですが、ツイッターで、奇妙な事が起きていた事を知りました。
 「あれは自分の友達が線路に向かって物を投げたからだ」などと書いたツイートが現れ、それを多くの人が「犯人」と真に受けました。
 一度でも事故が起きた区間を通った人ならわかりますが、横浜ー桜木町間は高架になっており、周囲は道路です。
 したがって、五輪の砲丸投げで金メダルを取るような投擲力がなければ、このような事はできるわけがありません。
 ちょっと調べれば分かることですが、多数の人が真に受けたわけです。

 相も変わらず「振り込めサギ」や「嘘をついて票を得る政治業者」が幅をきかせています。
 それだけ騙されやすい人が多い世の中になっているのだな、と改めて思わされた、この「架線切断ニセ犯人事件」でした。

2015年08月05日 23:16