2015年08月04日

架線切断

 根岸線(京浜東北根岸線)の、横浜ー桜木町間で架線が切断され、電車が止まる、という事件がありました。
 近辺では花火大会が行われ、かなりの人出がありました。
 それだけに、直接関わっている京浜東北線と横浜線のみならず、周囲のJR線、さらには振替輸送の対象になった私鉄まで混雑のために遅延が発生し、かなり多くの人が被害を被ったそうです。
 ほんの数カ月前にも、東京駅近くで架線を支えている柱が倒れて大規模な運休が発生したばかりです。
 このような事が頻発する原因は明白です。それは、「経費削減」で保守に関する費用・人員を大幅に減らしたためです。
 その結果、このような事件が頻発し、10年前には関西で百人以上が犠牲になるという事故が起きました。
 しかしながら、このような「JRの体質」は何ら変わりがありません。
 このまま続けば、今日の件はもちろん、10年前の大惨事の再来も十分にありえるだろうな、と思った一件でした。

2015年08月04日 23:50