2015年07月22日

一気飲み死亡で裁判

 ニュースで、大学生(当時)がサークルの飲み会で一気飲みして急性アルコール中毒で死亡し、遺族が提訴した、というのを見ました。
 このような話は毎年聞きます。しかしながら、何ら改まることはありません。
 職場のすぐ近くに居酒屋があるのですが、今年の春も、「新歓コンパ」の時期には、「一気飲みをうながす掛け声」が聞こえてきました。外まで聞こえるほど大声でやっているわけですが、居酒屋の店員さが止める気配はありませんでした。
 自分も酒好きで、飲み会での楽しい思い出は色々あります。また、人からも色々な話を聞きます。
 しかしながら、「一気飲みが楽しかった」という話は聞いたことがありません。また、自分も若気の至りで飲み過ぎて、急性アルコール中毒の数歩手前までいった経験はありますが、不快な記憶はあっても、楽しい思い出などにはなりませんでした。
 ついでに言うと、大学の祝賀会で後輩が急性アルコール中毒になり、救急車に同乗した経験がありますが、その心配やなんやらで、祝賀会の嬉しさなど、一瞬で吹っ飛んだものでした。
 そのくらい、「一気飲み」は、百害あって一利のないものです。これを書くのが何度目か分かりませんが、大学などはもう少し、「一気飲み」がいかに危険度が高く、かつ楽しくもなんともないものか、という事を、裁定でも今の十倍くらいは周知させる必要があるのでは、と思いました。

2015年07月22日 23:55