2015年07月05日

ニャン母子

 ニャン孫がいつもいる場所に、久しぶりに、ニャン孫の母親がいました。
 正月くらいまでは、この母子は仲睦まじく暮らしていました
 しかし、ある時期から、母親はニャン孫を近寄らせなくなりました。ニャン孫が甘えようと近づくと、「シャー!」と威嚇的な声を出して払いのけるようになったのです。
 いつまでも親に甘えるようでは、野生の世界で生き残れないわけです。そのため、本能的に一定以上の時期が経つと「子離れ」するのでしょう。
 それは分かってはいるのですが、少々寂しく思ったものでした。

 その母親が珍しく、「ニャン孫の縄張り」にいました。
 かつては、似てない親子だと思っていました。しかし、ニャン孫が成長した今、見比べると、ブチの色こそ違うものの、ブチのある場所はそっくりです。その点では親子だと思いました。
 一方で、目の鋭さなどは全然違います。このあたりは、育った環境などもあるのでしょう。
 その母親の近くを見回したら、ニャン孫が食事中でした。それを、母親が見守っていたわけです。
 近寄ってきたのを払いのけた時は、親子の情もなくなったのだろうか、と思っていたのですが、息子の食事を見守る姿は、まさしく母親、という感じでした。
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2015年07月05日 21:41