2015年06月30日

新幹線で焼身自殺

 新幹線の先頭車両一番前で焼身自殺事件がありました。本人のほか、巻き添えで一人亡くなったそうです。
 ここ4年ほどご無沙汰していますが、2008年から2009年にかけては、仕事の関係で頻繁に新幹線に乗っていました。
 その中で、一番に印象に乗っているのは、500系のぞみに乗った時でした。

 現在は第一線から撤退していますが、登場当初に出した高速記録と、独特の形状により、多くのファンを獲得した車両です。
 当時、既に鉄道の車型などに興味を持たなくなっていた「元鉄道ファン」の自分ですら、出張スケジュール乗れると知った時は、わざわざ早起きして乗ったものでした。
 その際乗ったのが先頭車両の前方、すなわち、今回事件が起きた場所にあたる所でした。この500系は高速を極めるために、独特のデザインになっており、その結果、通常は運転席のすぐ後ろにある出入り口が存在していませんでした。
 そのため、降りるときに、車両の端から端まで歩いた事は、その500系の美しい姿とともに今でもよく覚えています。
 というわけで、もし自分が500系に乗った時に同じことが起きていたら…と、ニュースを見た時に思ったりもしました。
 日本はすっかり「自殺大国」になってしまいました。今のような世の中が続けば、今後も、このような事、さらにひどい事が起きるのだろうな、と思いました。

2015年06月30日 23:15