2015年05月08日

別の意味で分かりやすい広告

 ソフトバンクの広告を見ました。
 光回線に関するものなのですが、ソフトバンクの名を冠したラーメン屋に行くと、座るやいなや、ラーメンが出てくる、という展開になっています。
 さらに、水を頼むと一瞬で出てきて、続いて頼んでもいないおかずまで出てくる、というオチになっていました。
 「回線の速さ」を主張したいようですが、これってサービス業的にはどうなのでしょうか。要は、作りおきのラーメンを出しているわけです。
 少なくとも自分がこんな事をされたら、その店には二度と来ないでしょう。

 あと、頼んでもいないおかずが出てくる、というのも、別の意味で「ソフトバンクらしい」と思いました。
 先日、仕事関係で、Bフレッツ使ってソフトバンクをプロバイダに使っている人から相談を受けました。
 その請求書を見たら、絶対に使わないようなオプションサービスを大量に契約させられ、毎月、3,000円も、そのオプションに払わされていました。
 よくある「一時的に安くなるように見せかけて、不要なオプションを契約させられる」に引っかかったのでしょう。
 いずれにせよ、そのやり口と、「頼みもしないおかずを出す」が非常によく似ているので、笑えました。
 「作りおきのラーメンを出す」も含め、この会社の「顧客サービス」がよくわかる、秀逸な広告だと思いました。

  2015年05月08日 15:42