2015年02月16日

愛社精神(?)

 種類大手四社の売上でサントリーが1位になった、というニュースを見ました。
 これを見た時は、ちょっとした嬉しさがこみ上げてきました。
 自分にとって、人生で初めて労働したのは、30年前の高校一年の時でした。
 後楽園球場(?)当時で、サントリーのビールを売るアルバイトをしたのです。
 今ではすっかりプレミアムモルツが定番化したものの、当時のサントリーには普通のモルツもありませんでした。
 缶にペンギンのイラストが描かれているビールを売っていたのですが、よく野球観戦のお客さんに「何だ、サントリーか、じゃあいいや」と言われたものでした。
 それくらい、当時のサントリービールの評価は低いものでした。
 その一夏だけのバイトを終えて30年間、サントリーとは何ら関わりがありません。にも関わらず、このニュースを見た時は嬉しいものでした。
 もし当時、プレミアムモルツが存在して、普通にサントリーの名を冠したビールが売れていたら、このような思いはしなかったかもしれないな、などとも思いました。
 いずれにせよ、自分の中にあった意外な「愛社精神」に驚かされました。
 などといいつつ、現在酒を買うときに、サントリーを優先するような事は一切していません。これもまた、我ながら面白いと思いました。

2015年02月16日 22:14