2014年11月30日

J2のプレーオフと入替え戦開幕

 先週全日程を終えたJ2の、プレーオフと入替え戦が同時に開幕しました。
 プレーオフ1回戦は5位の磐田と6位の山形の対戦です。引き分けの場合は、ホームの磐田が勝ち上がりとなります。
 1対1のままアディショナルタイムを迎え、このまま同点だったら磐田が勝ち上がる、という場面で山形がコーナーキックとなります。
 そのCKを頭で合わせたのが、GKの山岸選手でした。つまり、山形のゴールはがら空きなのですが、このまま引き分けても点を取られて負けても、山形にとっては同じ結果となります。そのため、GKが攻撃に参加したのです。
 山岸選手のヘディングはゴールを狙いすまして放った、という感じではなかったのですが、それが磐田ゴールに吸い込まれました。直後に試合が終わり、山形が大逆転で決勝進出となっています。

 ちなみにこれまで、JリーグでGKがゴールを決めたのは6回あったそうです。
 ただ、これまでの例は、PKをキーパーが蹴った例が1つと、自陣から放ったFKやパスがそのままゴールに入ってしまったものだけでした。
 したがって、GKが攻撃に参加し、試合の流れの中で決めたのは初めてです。
 これで、来週の昇格決定戦は千葉と山形になりました。この両チームは数日前に行われた全日本選手権の準決勝で当たっており、その時は山形が勝っています。
 以前も書きましたが、愛媛FCファンとしては、千葉での愛媛FCの試合を見たいため、千葉にはJ2に残ってほしいというのが率直な本音です。というわけで、山形を応援するつもりですが、果たしてどうなるのでしょうか。

 一方、J2とJ3の入替え戦である、讃岐対長野も行われました。
 ホームの長野が讃岐の攻撃を凌ぎ切り、0ー0で引き分けています。
 入替え戦はアウェイゴール制なので、これで少し長野が有利となりました。
 来週、香川で行われる第2戦において1ー1や2ー2などで引き分けた場合は、アウェイゴールをした長野の昇格となります。
 一方、0対0で引き分けた場合は、延長戦、それでも決着がつかなければPK戦となります。
 初の四国3チームダービーを実現させてほしいので、こちらでは讃岐を応援していますが、これまたどうなるのでしょうか。

2014年11月30日 23:16