2014年09月03日

東金街道を自転車で行く

 しばらく前から、稲毛区の長沼で週に一回仕事に行っています。
 職場の京成大久保から公共交通機関を使っていくと、幕張本郷に戻って総武線で稲毛に出てバスで行くか、京成で勝田台まで出てそこからバス、の二択になります。
 これまでずっとその方法を使っていました。しかし、涼しくなった事もあり、今日は自転車で行くことにしました。
 実は、自転車で行くと、ほぼ一本道です。
 職場から自転車で1分ほど走ると、県道69号線という道に出ます。地元では東金街道と呼ばれています。なんでも、徳川家康の命で、極めて短い期間の集中工事で作られた、由緒ある道だそうです。
 その道をそのままずっと東に進むと、道沿いに目的地があるのです。
 グーグルマップで検索すると、自動車なら17分、徒歩なら1時間27分となっていました。ちなみに、公共交通機関を使うとほぼ1時間です。

 その東金街道を自転車で行きました。
 トラックが頻繁に通る道ですが、どの部分も両側二車線という狭さです。
 一応、歩道もあるのですが、半分くらいは側溝の蓋で覆われており、残りの部分もボロボロの舗装です。したがって、走るとガタガタします。
 一方、車道のほうは、道路工事の直後、という部分が多く、アスファルトの部分がまだ黒かったところも多々ありました。
 というわけで、車道を走りたいのですが、後ろから車が来ると、退避できません。
 そのため、常に後ろを確認しながら、車が来ない時は車道を快適に走り、車が来るときは、狭くてガタガタの歩道を走りました。
 結局、30分で目的地に到達しました。全然見慣れないところを走り続けて、突如、見知った目的地が目に入った時は、安堵感と達成感が入り混じったようなものを感じました。
 道の作りが非常に悪く、走るのに神経を使いました。
 とはいえ、公共交通機関を使うのに比べれば、バスの渋滞を勘案する必要がないうえに、半分以下の時間でたどり着けるわけです。
 それがわかった事もあり、かなりの充足感があった、往復1時間のサイクリングでした。

2014年09月03日 23:48