2014年08月27日

ガラガラのバスターミナル

 千葉駅から稲毛区の長沼に仕事で行く事になりました。
 普段は幕張本郷から行くので、稲毛駅でバスに乗り換えます。
 それに対し、千葉からだとモノレールで稲毛と長沼の中間地点にあるスポーツセンター駅まで行くことができます。そこで、モノレールを使い、そこからバスに乗り換える事にしました。
 スポーツセンター駅を降りると、ホームの真下に「バスターミナル」がありました。駅からの出入口から歩いてすぐの場所にあり、乗り換えは非常に便利です。
 しかしながら、そのバスターミナルは、ほぼ廃墟、といった感じでした。

 

  ターミナル自体は、10系統くらいのバスが発着できるほどの広さがあります。
 しかしながら、そこで発着するバス路線は1本しかありませんでした。しかも、本数は平均して1時間に1本程度、という閑散路線です。
 バス発着のポールはもう一本ありました。しかし、そこには、昨年の5月1日付けで「こちらのバスは、運行を休止しました。再開は未定です」と書かれていました。
 そのまま一年以上経ったわけですから、実質的には廃止されたのも同様でしょう。
 構造的には、非常に便利な「バスターミナル」です。しかしながら、このように、半ば廃墟と化しているわけです。
 理由はいろいろ考えられます。とりあえず、千葉から行く際に、モノレールを使うより、総武線で稲毛に出てバスに乗り換える方が安い、というのがあると思いました。
 移動距離は、モノレール利用のほうが短いのです。しかしながら、モノレールが高い上に、乗り継ぎ割引もなく、高価になっています。
 それもあって。千葉方面からこちらに行く人がモノレールを使わず、その結果、この「バスターミナル」もガラガラになってしまったのでしょうか…。
 そんな事を思いながら、20分ほど待って、そのバスターミナルから目的地に向かうバスに乗りました。その間、ターミナルに訪れる客は一人もいませんでした。
 そして、長沼での仕事が終わり、再び千葉駅に戻りました。もちろん自分も、他の人たち同様、スポーツセンター駅は素通りして、稲毛から総武線に乗り換えて千葉に出ました。

2014年08月27日 23:52