2014年09月22日

自転車専用レーン?

 ネットでちょくちょく、世田谷区にある狭すぎる自転車レーンが話題になっています。
 もちろん、ここまで、「走れるわけない自転車レーン」を明示している例は珍しいでしょう。しかし、極めて狭いとはいえ、自転車が走れる場所が存在してはいます。
 一方、実際に自転車で街中を走っていると、「いったい、自転車はどこを走ればいいんだ」と思える道は多々あるのです。
 たとえば、筆者の自宅のすぐ近くにある道でも、歩道は人がやっと一人通れる程度で、しかも電柱が立っており、車道はトラック一台分の片側一車線、などという所があります。
 こんな場所では、それこそ、上記リンクにあるような、「自転車のタイヤの幅しかない自転車レーン」すら設定できそうにありません。
 他にも、車道は片側一車線で大型トラックが頻繁に走っており、歩道は舗装状態が悪くデコボコ、しかも半分は側溝を塞いだ蓋、などという所も近所にあります。
 ここを走るときは、適宜後ろを確認しながら、車が来なければ車道を、車が見えたらボコボコの歩道を走る、という事になります。
 それだけに、タイヤ一本分とはいえ、自転車が走る場所が保証(?)されている分、このレーンはまだマシかも、などと皮肉的な気分で思ったりしました。

2014年09月22日 22:21