2014年09月20日

組み「体操」

 運動会の「組み体操」で事故が多発している、というニュースを見ました。
 自分は幸い、組体操なるものをやらされた事はありません。
 というわけで、他人ごとでしかないのですが、率直な疑問として、あれのどこが「体操」なのだ?というのがあります。
 本来、体操というのは体を動かす事のはずなのですが、あの「組体操」は、指定の位置につく動作を除けば、一切体を動かしません。
 これは、「体操」という定義からは外れているのではないでしょうか。
 しかも、やることはただ指図された場所で四つん這いになることだけです。
 そして、失敗すれば大怪我をするわけです。実際、一生に残る障害を持ってしまった子供も少なからずいるようです。
 この現状を見れば、どう考えても運動会でやる必要など、どこにもないのでは、と思いました。
 一刻もはやく、禁止種目に指定し、名前も「組体操と称した児童虐待」と改め、うさぎ跳び同様に、「かつて存在した誤った例」としてお蔵入りさせるべきだ、と強く思いました。

2014年09月20日 23:55