2014年09月21日

日暮里の混雑

 昼時に、日暮里で山手線から京成線に乗り換えました。
 山手線を降りた時、ホームはかなり人で埋まっていました。そして、行列になって、山手線に乗り込んでいました。
 長年、山手線を利用していますが、ホームがこれだけ混むのは、通勤ラッシュ時と、金曜深夜などの飲み会帰りラッシュ時と、ダイヤ乱れが発生した時くらいしか記憶にありません。
 もちろん今日は、ダイヤの乱れはありませんでした。
 一瞬、不思議に思ったのですが、ちょっと考えたら理由の見当がつきました。
 もともと、日暮里駅は、常磐線と京成線の乗換駅でした。にも関わらず、京浜東北線が快速運転を始めた際に、通過駅となってしまいました。
 その後、京成が新線を開通させ、成田空港までの時間は大幅に短縮され、日暮里駅も大幅に改良工事が行われました。おかげで、成田の玄関口としての重要度は大幅に上がりました。
 実際、今日も京成の日暮里駅では、外国人も含む、大きな荷物を引っ張っていた人を沢山見ました。
 しかしながら、相変わらず京浜東北線快速は日暮里を通過し続けています。
 ちなみに、もう一つの「空港の玄関口」である浜松町駅も、以前は京浜東北線快速は通過していました。しかし、東京モノレールが系列会社になったのを機に、停車するようになっています。
 一方、成田空港においては、JRも京成と対抗し、空港直通特急を走らせています。
 穿った見方かもしれませんが、なんか、日暮里通過になんらかの意図があるのでは、と思わざるを得ませんでした。
 会社としての面子などもあるのでしょうが、できることなら、ホームの混雑解消をもう少し重視してほしいものだと思った、「激込の日暮里駅ホーム」でした。

2014年09月21日 21:44