学者さんを「殺した」人々
細胞問題でマスコミに天まで持ち上げられた後、一転して叩かれた人の論文を共同執筆していた学者が自殺した、というニュースを見ました。
以前も書きましたが、この細胞問題は、普通の人の日常生活には何ら関係がないものです。
そういう意味では「どうでもいいもの」とも言えます。
しかしながら、それが「類似の研究で日本人がノーベル賞を受賞した」とか「研究者が若い女性だった」などという理由でマスコミが大騒ぎしました。
そして、その研究に問題が発覚すると、自分達が繰り返した「事実と異なる報道=誤報」には頬かむりして、一転して、研究者達のバッシングを始めたわけです。その結果が、この自殺になったと言っても過言ではないでしょう。
もちろん、そのような故人の心情を商業マスコミが慮ることなどありません。そして、この自殺を「格好の商材」として「報道」していました。
2014年08月05日 23:55