2013年10月13日

PK戦を生中継で見る

 全日本選手権のジェフ千葉対FC東京の試合を中継で見ました。
 序盤で東京が先制したものの、後半ギリギリで千葉が追いつき、延長戦に入ります。
 しかし、そこでも決着がつかず、遂にPK戦となりました。
 サッカーの試合は何度も見ていますが、ほとんどがJリーグという事もあり、PK戦を中継で観るのは初めてです。

 まずは、各チーム5人ずつで蹴ります。先行はホームの千葉3人まではともに決めましたが、4人目でFC東京のキーパーが止めました。
 これで東京有利になったのですが、直後に今度は千葉のキーパーが止め、再びタイになります。そして5人目はともに決め、「PK戦の延長戦」となりました。
 延長になると、ともに一人ずつ出して、片方が成功、もう片方が失敗、となった時点で終了します。
 ここで東京のキーパーは再びシュートを止めますが、直後にこれまた千葉のキーパーも成功し、ともに失敗で6人目は終了。続く7人目はともに成功となりました。
 そして8人目ですが、千葉の選手がバーに当ててしまいます。これまでの展開だと、続く東京の選手もバーに当てるとしたものですが、そのような事はなく、正確に決め、東京がついに勝利しました。
 特にどちらかに強い想い入れがあったわけではないのですが、かなりハラハラしながら中継を見ていました。となると、どちらかのチームを応援している人は、より緊張しながらこのPK戦を見ていたのでしょう。
 ネットや新聞などに載る結果を見ただけだと、「1-1(PK6-5)」という極めて散文的な印象しか得ることができません。
 その「6-5」と表示されている数字には、合わせて16回分の、選手同士の読み・成功した時の喜び・失敗した時の悔しさ」などが織り込まれているわけです。
 それを生中継で知ることができた、というのはなかなか有意義でした。

2013年10月13日 22:22