2013年10月26日

ローソンチケットの使い勝手

 映画の前売り券を買うためにローソンチケットに会員登録しました。
 そしてネットで予約し、店に行って端末で操作をしました。
 メールで「申込番号」というのが送られてきていたので、あらかじめ、それをすぐに携帯で見れるようにしておきました。
 ところが、店舗の端末にその「申込番号」を入れると、今度は「チケット引取り番号」と入力せよ、という表示が出ました。
 そんなもの、メールには書いていません。
 仕方がないので、一度操作を終了し、スマホのブラウザを立ち上げて「ローソンチケット」で検索、さらに、IDとパスワードを入力して、その「チケット引取り番号」を表示させました。
 ちなみに、画面表示によると、「会員でない方は電話番号を入力してください」と書かれていました。
 これを見たときは、「会員登録しないほうが手続きが楽なのでは」と思いました。

 さらに、「引取り番号」を入力した後、名前と電話番号を入力させられました。
 えらい厳重な(?)本人認証です。確かに、ネットで支払い処理をしていれば、ある程度の認証強化は必要でしょう。しかしながら、このチケットの支払いはローソンのレジです。
 ならば、メールで届いた番号だけ入力して、レジで支払えばいいのではないでしょうか。実際、他のコンビニ支払代行では、そのような仕組みになっています。

 というわけで、えらく苦労してチケットを買ったところ、翌朝、早速映画のチケットとは縁もゆかりもない商品の宣伝メールが来ました。
 ネットショップを利用する時はメルマガ配信のチェックは外すようにしているのですが、見落としがあったようです。
 そこで、配信停止画面を開いて手続きをしたのですが、なんと、十種類に近いメルマガが配信登録されていました。
 映画のチケット一枚買っただけで、十通のメールを送り付けられる、という仕様になっているわけです。
 解除したものの、データベースの反映に時間がかかるのか、その後もメルマガを送りつけられました。
 あまりにも不快だったので、ただ削除するだけでなく、迷惑メール登録をしてから削除しました。

 ここまで、徹頭徹尾、利用者に手間をかけ、かつ不快な思いをさせるシステムをつくり上げるというのは、別の意味ですごい才能だと感心(?)させられました。

2013年10月26日 19:43