2014年06月01日

閉店翌日の本屋

 今の所に越してから、我が家で一番購入した書店は、津田沼パルコにあった芳林堂でした。
 相方がパルコのカードを作っており、そこで買うとポイントが溜まるから、という理由です。
 ただ、我が家の利用率は高くても、全体的な売上では苦戦しているようでした。
 そのため、数年前には売り場を3割くらい縮小していました。
 その後も、古本を扱うなど、チャレンジしていたのですが、結局、閉店となってしまいました。
 相方からその話を聞いて、最終営業日に行くことにしました。しかし、パルコのサイトにも、芳林堂のサイトにもその記載がありません。
 そういうわけで、最終日と思われた日に行った所、実は前日が最終営業日で、既に、店は幕で覆われており、昨日で閉店した旨の張り紙が出ていました。
 そして、幕の向こう側から、本を片付ける音が聞こえてきました。16年半に渡ってお世話になっていた店という事もあり、その音は物悲しく聞こえました。
 なお、跡地は再び別の書店になるとのことです。その書店は、くまざわ書店の系列です。
 既に津田沼の駅ビルには、くまざわ書店があるので、二店目という事になります。
 かつて、北側にイオンができ、その数年後にかつてあった南口のダイエー跡地にイオンの別ブランドが入ったという事がありましたが、それを想起させられました。
 新たな本屋はどのような品揃えになるのでしょうか。閉店の寂しさを感じつつ、それには期待しています。

2014年06月01日 22:24