2014年05月26日

閉店翌日

 ある寿司屋の前を、3ヶ月ぶりくらいに通りました。
 立派な建物で、ちょっと中を覗いたら、店の中も小奇麗でした。
 しかしながら、3ヶ月前に通った時は、金曜の20時台だというのに、お客さんの気配はありませんでした。
 これだけ立派な建物と内装を持つ、という事は、かつてはかなり栄えていたのでしょう。それがここまで寂しいとは、やはり不況は深刻なんだな、と前を通って思ったものでした。
 そして、今朝、3ヶ月ぶりにその寿司屋の前を通ったら、「5月25日をもって閉店しました」という張り紙がありました。
 つまり、昨日を最後に店を閉めたわけです。
 3ヶ月前の状況を覚えていたので、驚きよりは「やはり」という気持ちのほうが強くありました。
 とはいえ、やはりあれだけ立派だった店が…、と思うと、一度しか見たことがないにも関わらず、寂寥感がありました。
 同時に、こうなるとわかっていたら、3ヶ月前、一貫でもいいから、中に入って食べておけばよかった、とも思いました。

2014年05月26日 23:54