2014年04月16日

新時代のテロ対策?

 久々に秋葉原に行きました。駅を出る時、コインロッカーに使用禁止の張り紙がありました。アメリカ大統領来日にあわせての警戒策のようです。
 これはもう、要人来日の際の定番みたいなものですので、今更驚きません。しかしながら、秋葉原の街を歩いていたら、驚くべき光景に出くわしました。
 秋葉原といえば、街角に奇妙な格好をした女性が立っているのが風物詩になっています。メイド喫茶を始めとする、秋葉原ならではのサービス業の客引きです。
 その客引き女性に、三人の警官が職務質問をしていたのです。
 何事かと思って驚きつつも、買い物をしました。そして、店を出て歩いていたら、また別の客引き女性が職務質問をされていました。
 別に秋葉原でメイド服の容疑者が逃走中、という事件があったわけではありません。ということは、やはりこれも「テロ対策」の一環なのだろうか、と思いました。
 確かに、新宿や渋谷で、このような格好をしている人が道端に立っていたら、それだけで「怪しい人」と思われることでしょう。
 しかし、秋葉原においては、電器店が多数あったり、漫画・アニメ関係の店が多数あるのと同様、彼女たちの存在は、「秋葉原ならではの風物詩」であるわけです。
 それだけに、彼女たちを「標的」として、三人がかりで職務質問を続ける警官、という風景は、かなり不可解なものを感じました。

2014年04月16日 23:58