2014年05月11日

黄色い京急

 久々に京浜急行に乗りました。
 品川駅に2分ほど停車していたのですが、座っていた子どもたちが立ち上がって、窓の外を見始めました。
 同行している親が理由を尋ねると、「黄色い電車がいる」と言っていました。
 そういえば、数日前のネットで、京急が黄色い塗装の電車を走らせた、という情報を見たな、と思い出しました。

 京浜急行は、長らくの間、電車の色は赤だけでした。ところが、10年ほど前に、青い塗色の電車を走らせるようになりました。
 そして、今月から、「3つ目の色」が誕生させました。会社のサイトを見たら「幸せを呼ぶ車両」みたいな事が書いてありました。
 子どもたちは、珍しさに喜んでいましたが、自分的には見る気は起きませんでした。
 黄色い電車に子供が喜ぶのは、別にその色が鮮やかだったり美しかったわけではありません。単に、「ほとんど赤で、ちょっとだけ青が混ざっている京急に黄色い車両が出来た」と珍しがっているだけです。
 ある意味、長年培ってきた「京急の伝統」を切り売りしているようにも見えます。
 赤い塗色のままで、子供が振り向くような斬新な意匠の車両を作って欲しかった、などと思いました。

2014年05月11日 22:14