2014年03月04日

睥睨する猫

 朝の出勤時に、ちょっと寄る所があって、普段と違う道を通りました。すると、年に一回くらいのペースで食事に行く定食屋が見えました。
 営業時間は11時半からで、まだ8時ちょっと過ぎですが、入口が空いていました。
 仕込みなどがあるとはいえ、こんな小さい定食屋で、営業開始の3時間半前から店開けているのか…、と思いつつ、店の中を見ました。
 しかし、店内には人は一人もいませんでした。まあ、仕込みなら奥の厨房でやるわけですから、当然とは言えますが…。
 そして、人の代わりに、猫が入口のすぐそこに鎮座していました。私と視線があっても、平然としています。その面構えは「睥睨する」という言葉がぴったりあっています。
 その雰囲気には貫禄すら感じられました。
 この店で食事した時、多くの招き猫が飾れられていて驚いた事がありました。もしかすると、その「元締め」はこの猫なのだろうか、などと思いました。

2014年03月04日 23:39