2014年02月13日

告被

 朝10時半頃にYahoo!を見たら、報知提供の記事に「○○告被、『徹頭徹尾事実無根です』PC遠隔操作事件」という記事がありました。配信時刻は7時5分となっています。
 おそらく、「被告」と打ち終わった後、マウス操作のミスで、字を動かしてしまったのでしょう。
 それがインターネットに掲載されてしまい、さらに3時間以上修正されない、というのはかなり異常な事だと思いました。
 Yahoo!に載れば何百万単位の人が見るわけです。5年ほど前、当サイトのある記事が、一度Yahoo!のトップから2クリックで見れる状態になった日がありました。それだけで、その日、そのページに対するアクセス数は半日で5万もあったほどです。
 それほど、影響力のあるページなのに、そのような初歩的な間違いがノーチェックで置かれ続けていたわけです。
 もちろん、このようなミスは読めば誰でも気づきますし、何ら実害はありません。しかし、これが、もし重大な人の命に関わるような事実誤認だったらどうなるのでしょうか。
 場合によっては、何百万人もの人がとんでもない間違いを「事実」だと信じかねない恐れがあるわけです。
 その影響力を考えれば、掲載前のチェック体制を厳重にする必要があるのでは、と強く思った「告被」でした。

2014年02月13日 22:58