梅林公園
2010/3/14改訂
総武線の幕張本郷駅の改札口を出て、そのまま直進すると、跨線橋の上に設けられた出口がある。そこを左折し線路を渡る形で直進すると、スーパーのリブレ京成が見える。そこにある丁字路を左折し、そのまま真っ直ぐ進み続けると、やがて梅林公園が見えてくる。
また、幕張本郷から京成大久保駅を経由して津田沼に行くバスで「鷺沼4丁目入口」バス停から降りても近い。ただ、このバスは本数が少ない上に経路が大回りなので、15分歩くのが苦でない人なら歩いたほうがいいだろう。
なお、梅の咲く季節には自動車で来る人が多いが、公園に駐車場はない。周囲に住んでいるひとの迷惑にもなるので、自動車での来園は控えたいものだ。
さて、肝心の梅林公園だが、梅の木以外の「施設」はゲートボール場とベンチくらいしかない。ただひたすら梅の木があるだけだ。
ただ、その梅の種類は豊富にある。「本園」とも言える部分は白梅が多い。中には、紅梅とのかけあわせなのか、ピンク色の花のさく木もある。一方、道をへだてた傾斜部が「分園」みたいな感じになっている。こちらは紅梅が何本かあり、鮮やかな色の花をつけている。「本園」の白梅の中から「分園」の紅梅を見上げると、対照的ないい風景になる。
また、日当たりの関係もあり、開花時期は樹によってかなり異なる。そのため、2月頭から3月頭まで、かなり長い期間、花を見ることができる。逆に言うと、公園中全て満開、という状況を見ることができないわけだが・・・。
また、梅以外の植物も見逃せない。梅の咲き始める頃には、水仙が花をつけている。雑草の花もきれいに咲いており、特に3月末に行ったときは、名も知れぬ白い花が一面に咲いていた。
筆者は以前から4月になると桜を見に行く習慣はあったが、梅を見に行く習慣はなかった。しかし、幕張本郷に来てからは、咲き始めの時期と満開の時期と、二回は梅林公園に行くのが習慣となっている。
なお、昨年までは、園内を自由に散策できたのだが、今年になって行ってみたら「梅の実を盗む人がいる」という理由で、柵がいたるところに作られていた。最近の世相を象徴しているような感じで、なんだか寂しかった。
※リンクの張られているところをクリックすると、写真が別窓で開きます。画像サイズは最大で160KBです(※掲載した写真は2003年3月23日に撮影)。
※梅の咲く時期には、ブログにて梅林公園の状況を書くこともあります。開花状況などの参考になることもあるので、よろしければご覧下さい。