2014年02月17日

過激なムーミン

[ 漫画 ]

 Twitterを見ていたら、【漫画】ムーミン 放火犯人はだれだ?なる、朝日ソノラマのソノシートに掲載された漫画が流れてきました。
 1970年台に放映された、初代「ムーミン」の派生商品のようで、表紙には「原作・トーベ=ヤンソン」と書いてあります。
 しかしながら、リンク先を見ていただければ分かるように、内容は「ほのぼの」という印象を持つ「ムーミン」とは似ても似つかない内容のものでした。

 「よそ者」であるスナフキンを、以前からの住人が心のなかで嫌っており、それが謎の失火事件によって顕在化した、という話です。
 スニフを筆頭とする「スナフキン追放派」の台詞はなかなか過激で、自分が子どもの頃に見ていた「ムーミン」のキャラと同じとは思えません。
 まあ、仕事を頼まれた漫画家(?)が、虫の居所が悪かったのか、「ムーミン」が嫌いだったかで、このような柄の悪い作品を描いたのだろうか、と思いました。
 ただ、今からちょうど1984年2月に、ムウミン谷の攻防というパロディ漫画を読み、その時の衝撃が30年経った今でも頭にこびりついている身としては、「まあ、こんなパロディ(?)もあるんだな」程度の感想しかありませんでした。
 そのため、サイトやTwitterで「これは凄い」と言っている人の感覚には同調できませんでした。

2014年02月17日 23:56