2012年11月25日

映画館から献血ルームに

 津田沼の献血ルームがしばらく前に移転しました。自分が今の所に住んでちょうど15年経ちましたが、二度目の移転になります。
 自分にとっての「初代」は、駅からちょっと入った、飲み屋および、あやしげな客引きのいる店が並んでいる地域の入口あたりにありました。
 そして、待合室に置かれている漫画は、やけにBL率が高く、驚いたものでした。
 それから数年後、駅前ロータリーに面したビルに移転しました。やや薄暗い入口で、下は漫画喫茶で上は居酒屋、となっていました。かなり広くなり、センター内のデザインもかなり洗練されました。
 その立地条件・環境の向上と、熱心な宣伝により来場者はかなり増えました。一度行ったところ、1時間待ちと言われた事があったくらいです。
 要は、献血者の多さに設備が追いつかなくなったわけです。そこで今度は何と、すぐ隣にあるパルコの6階に移転しました。
 そこは以前映画館があったのですが、数年前に閉館していました。その後、ずっと空いていたのですが、そこが献血ルームとして生まれ変わったわけです。
 本日、はじめて入口から中をのぞきましたが、相変わらず多くの人が来ていました。

 他の献血ルームの事はよく分かりませんが、このような「躍進」を遂げているというのはかなり珍しいのでは、と思います。特に、映画館の跡地が献血ルームになった、などという事例は聞いたことがありません。
 よほど運営している人が優秀なのでしょうか。その秘訣が知りたいものです。
 また、ここが終の棲家になるのか、それともさらに発展し、広い場所に移転するのでしょうか。そのあたりも気になるところです。

2012年11月25日 18:07