2012年11月24日

J1、広島が優勝

 J1のラス前が行われました。試合前まで、首位の広島と2位の仙台が勝ち点差1で競っていました。
 広島が勝って仙台が負けた場合のみ優勝が決定します。しかしながら、仙台の相手はリーグで下から2位と不振の新潟であり、それはないだろうな、と思っていました。

 ところが、その新潟がアウェイながら勝利し、一方で広島はC大阪に快勝しました。そのため、その唯一の目が出てしまい、最終戦を待たずに優勝が決まってしまいました。
 自分的には広島といえば、Jリーグ最初の年に優勝した、という印象が強くあります。しかしながら、その時は前後期制で、プレーオフに破れて優勝を逸していました。それから20年近く、J1はもちろん、全日本選手権・Jリーグ杯を通じて一切優勝がなかった、とのことでした。
 「最初の年に優勝」のイメージが強かっただけに、これにもまた驚きました。
 なお、この大一番に新潟が勝った事もあり、残り二チームの降級争いも混沌となってきました。
 14位のC大阪は可能性こそあるものの、自分が負けて、神戸とG大阪がともに勝った場合のみ、というかなり低い確率です。とはいえ、選手やファンはその「最悪の可能性」の事で気が気でない一週間を過ごす事になるのではないでしょうか。
 同様に、神戸は、勝てば残留ですが、引き分けた場合は、下位のどちらか一つが勝てば降級です。三試合ほど残した状況で、実績のある監督を解任するという事をしたわけですが、それが吉と出るか凶と出るか気になるところです。
 また、ACL出場権争いでは、鳥栖が浦和との直接対決を制して3位に浮上し、自力となりました。一昨年までは、「末永くJ2にいそうなチーム」だと思っていた事もあり、その躍進ぶりには驚くよりありません。ぜひともこの勢いで、昨年に続く「J2昇級即ACL出場」を成し遂げてほしいものです。

 なお、その前の日には、今季から導入されたJ2昇級プレーオフ決勝が行われ、大分が千葉に勝って昇格を決めています。自分の感想は「これで来季もフクアリで愛媛の試合が見れるので良かった」以外の何物でもなかったりします。まあ、実際に観戦に行けるかどうかは今のところ何とも言えませんが・・・。

2012年11月24日 23:58