2012年11月17日

車内放送に救われる

 遅い時間に、京成本線成田方面から千葉線への乗り換えを京成津田沼駅で行いました。
 何度か書いていますが、京成線のダイヤにおいて、この二線の乗り換えは非常に不便に設定されています。成田方面からの電車が到着すると同時に、千葉線の電車が発車し、乗り換え客は15分くらい待たされる、というのがザラにあります。とくに本数の減る夜は、その傾向が顕著です。
 また、階段やエスカレーター近くのドアで降りて急いで移動すれば乗り換え可能だが、それ以外だと間に合わず10分以上待たされる、というのは日中も含めて普通にあります。
 普段、車内の案内放送では、そのようなギリギリの乗り換え電車は案内しません。駆け込み乗車防止のためなのでしょう。
 しかし、その車輌での車掌さんは、「乗り換えにあまり時間がありません」と放送しました。京成がメインの利用鉄道になってから半年ほど経ちますが、このような放送は初めて聞きました。
 その放送に従い、急いで乗り換えを行なって千葉線に乗ると、10数秒後にドアが締まりました。その外には、階段を降りてきて、目の前で扉が閉まったのを見て、残念そうな表情をしている人が何人もいました。
 京成車内の規定がどうなっているのか分かりません。ただ、他の人がそう放送しない所をみると、この車掌さんはちょっと変わった人なのかもしれません。
 いずれにせよ、その放送のおかげでこちらは、寒い秋空の下、15分もホームで待たされる事が回避できたわけです。というわけで、顔もわからない車掌さんに、千葉線の車内で感謝しました。
 同時に、このような事で一喜一憂する事がなくなるよう、京成が適正なダイヤに変えてくれる日が来ることも願いました。

2012年11月17日 23:57