2013年02月02日

JAVAの不具合

 なんか、JAVAでかなり大きい問題が発生しているようです。毎度の事ですが、パソコンが乗っ取られる危険性があるとのことでした。そして、最善の対策は「ブラウザでJAVAを無効にする」だそうです。
 これは毎度おなじみのパターンです。数年前、ガンブラーというウイルスが猛威をふるいました。かなり有名な企業のトップページがいくつも感染し、かなりの問題となったほどでした。
 この時も、有効な対策として告知されたのが、「ブラウザ並びにアドビリーダーのJavaScriptを無効に設定する」でした。
 これらの例から考えると、「ウイルスを蔓延させないためには、最初からブラウザで、JAVAやJavaScriptなどのプログラムを動かないようにする」である事くらい、すぐにわかるとしたものです。
 もちろん、それだとブラウザを用いた業務システムなどが動かなくなる、という問題点が発生します。
 しかしながら、その対処など、いくらでもできます。たとえば、PCの初期設定時に、「このパソコンを会社の仕事で使いますか?」みたいな質問を追加し、「使わない」と答えた人には、それらの機能を無効にすればいいだけの話です。
 とにかく、このような家庭用ユーザーにとっては意味のない「ブラウザやアドビリーダーでのJAVA有効」がウイルスの蔓延、さらには犯罪の温床にもなっているわけです。しかもそれは一度や二度の話ではありません。
 いい加減、そのあたりの考え方を抜本的に変えねばならないのではないでしょうか。そうしない限り、この類いの問題はずっと出続け、被害の規模はさらに大きくなる事でしょう。

2013年02月02日 23:31