2012年10月30日

七年前のすれ違い

 夏にFacebookを活用した高校の同窓会が行われたのがきっかけで、何人かの同窓生と「友達」になりました。そのため、ちょくちょく彼らの近況を知る機会を得ています。
 その中の一人、先日、プロフィール写真を更新しました。それは、千葉ロッテマリーンズが2005年10月に福岡でリーグ優勝を決めた試合において、本拠地で開催されたパブリックビューイングで撮影した写真でした。
 自分もその日は、同じ球場にいました。驚いてその旨をコメントしたところ、前日から通っていた、との返事をもらいました。
 こちらも後半三試合は全て球場に行っていました。したがって、この旧友とは、二日連続で同じ場所で同じ事をしていたわけです。
 いろいろあって、野球観戦という趣味は廃業状態です。とはいえ、このような事を知ると、当時の熱気や歓喜を思い出し、懐かしくかつ嬉しい気分になることができました。
 もしこれが現在だったら、ツイッターかFacebookを用いて、同じ場所にいた事がリアルタイムで分かっていた事でしょう。もしそうだったら、一緒に応援していたかもしれません。
 それができなかったのは残念ですが、もしこのようなツールがなければ、永遠にそれを知ることはできなかったでしょう。7年後とはいえ、それが分かったのは非常に興味深く、嬉しいことでした。
 他にも、色々な形で、ネットを介した「再会」を経験しています。今後も、SNSが進化するにつれ、さらに意外な形での「出会い」「再会」は増えると思われます。
 次はどのような形でそのような経験ができるのか、楽しみに思っています。

2012年10月30日 23:51