2012年10月22日

電車の窓に関する時代の変化

 朝、京成に乗っていました。通学時間帯に4両編成の電車だったので、車内はかなり混んでいました。一駅しか乗らないのですが、ちょっと暑いな、と思いました。その直後、10月後半だというのに、冷房が動き出しました。
 全ての電車の窓が開かない、この区間のJR総武線でしたら、よくある話です。しかしながら、この京成の車輌は古く、見た限りでは可動式の窓でした。
 かつてならば、いくら冷房車とはいえ、普通に窓を開ているところです。しかしながら、車内が暑くなっても、誰一人窓を開けようとする人はいませんでした。そして、当然のように冷房が流れたわけです。
 どうやら、首都圏の少なからぬ地域において、「電車の窓を開ける」という行為は、過去のものになってしまったようです。
 時代の流れを感じました。同時に、まだこの風習が定着していないどこかのローカル線に乗って、窓を前回にして外から入ってくる風を堪能する、という事を無性にやりたくなった、朝のひとときでした。

2012年10月22日 23:16