2014年02月02日

22年やっていて初めてのポカ

 大学を卒業した年から、学生時代に所属していたサークルのOB会の連絡係に就任しました。以降、22年間、それを続けています。
 当初は、一人ひとり、固定電話と郵便で連絡をしていました。
 しかしながら、時代とともにメールが普及しました。おかげで、連絡は基本的にメールとなりました。その結果、連絡に要する時間は大幅に短縮されました。
 ただ、そんななか、現在に至っても、メールも携帯も使わない、という先輩がいました。そこで、その人には、22年前から欠かすことなく、固定電話で連絡を続けました。
 大学のサークルのOB会に出席を続けるというのは難しいことです。しかしながら、その先輩は、その間、ずっと出席を続けました。当然ながら、こちらからは年に8回ほど、固定電話で連絡をしていたわけです。
 そして、今日もOB会の行事がありました。ところが、朝、目が覚めた時、その先輩に電話を入れるのを忘れた、という事に気づきました。こんな事、22年間、この業務をやっていて初めての事です。
 しかたないので、朝に謝りを兼ねた電話を入れました。幸い、予定がなかったので、いらしてもらう事ができました。また、何ら不快感も表明されていませんでした。とはいえ、自分の中では、かなりの失敗感がありました。
 22年間続けていても、こんな事があるのです。「当たり前の事を当たり前に行う」という事が、実は意外に難しいことだ、というのを痛感させられました。

2014年02月02日 23:47