2013年12月10日

新宿と幕張の直通運転

 J-CASTというサイトに、新宿・渋谷と幕張が直通運転の可能性という題名の記事がありました。
 定期列車は運行されていませんが、りんかい線と京葉線は連絡線でつながっています。直通電車を走らせて、新宿と海浜幕張の間を一本で結ぼう、という構想を紹介していました。
 連絡線の存在を知っているので、見出しを見ただけで、その記事の意味は解りました。
 とはいえ、幕張本郷に16年も住んでいる身としては、「それを言うなら『海浜幕張』だろう。『幕張』と言えば総武線の駅だろうに。新宿と幕張を直通運転する電車なんて、何十年も前から、毎日何十本も走っている」というツッコミを入れざるを得ませんでした。

 それはともかく、海浜幕張地区へのアクセスといえば、12万ほどのアクセスがある真面目なページ並びに、荒唐無稽な戯言を書き連ねたページを持つくらい、当サイトにとっては、重要な主題です。
 そこでちょっと真面目に考えてみました。現在、新宿から海浜幕張に行くには、ここで取り上げられたりんかい線で新木場乗り換えの他に、中央線で東京乗り換え、地下鉄で新木場乗り換えなどがあります。所要時間は、それぞれ1時間前後とほぼ拮抗しています。
 それを考えれば、直通運転が実現すれば、新宿・渋谷をはじめ、都内西側からメッセに行く人にとっても、メインルートになることは間違いなさそうです。
 まあ、記事に書かれている「りんかい線が損をするリスク」のみならず、京葉線のダイヤをどう組むか、などの問題があるので、実現はかなり難しだろうな、と思いました。
 いずれにせよ、個人的興味はともかく、生活上においては、幕張本郷に住む自分には意味のない話ではあります。
 なにしろ、新宿に行くときは、今までもこれからも、何十年前から走っている、「新宿と幕張を直通運転」している電車を使えばいいだけの話ですので…。

2013年12月10日 23:51