幕張メッセへの交通手段

2003/08/10・2004/05/03改定・2008/9/23再改定

1.鉄道利用の場合

 幕張メッセのアクセスとして、一番使われるのはJR京葉線の海浜幕張駅である。都内の人だと、京葉線が「東京−海浜幕張−蘇我」となっていることから、つい東京駅を使おうと考える人もいるだろう。しかし、これは可能な限り避けたほうがいい。
 京葉線の東京駅は実質的には山手線などの東京駅と有楽町駅の中間地点にある。ちなみに最寄のバス停は、「東京駅丸の内南口」ではなく、一つ手前の「東京国際フォーラム」になる。最寄りの地下鉄駅も、丸ノ内線の東京ではなく、都営三田線の日比谷もしくは、千代田線の二重橋前だ。
 しかも地下深い所にあるので、東京駅から行くにはかなり歩かされる。エスカレーターや動く歩道により、負担は軽減されているが、時間がかかる事に変わりはない。
 特にありえないのは、横須賀線・総武快速から京葉線に乗り換える事だ。こちらの東京駅も地下深いところにある。しかし、地下駅同士の連絡通路はないため、一度地上まで出ないと京葉線の駅に行けない。荷物なんか持っていると、「東京駅構内の移動」だけで一苦労、とでもなりかねない。
 したがって、他に選択肢があれば、なるべくこの「東京駅乗り換え」は避けたいところだ。日比谷線が使えるなら八丁堀で、有楽町線が使えるなら新木場で乗り換えれば、歩く時間はかなり節約できる。
 また、朝夕や土日なら、西船橋から京葉線で行く手段もある。先ほど書いた横須賀線・総武快速線の利用者だったら、東京駅で乗り換えず、市川駅まで行って総武線の各駅に乗り換えて西船橋まで行き、そこから京葉線に乗り換える。市川・西船橋とも階段・エスカレーターの利用となるが、二駅あわせても、東京駅で乗り換えるよりははるかに移動時間は短くてすむ。
 なお、平日の日中などは、西船橋−海浜幕張間の電車でかなり待つことがある。駅すぱあとなどで検索した時、西船橋での待ち時間がかなり長いという場合は、快速で津田沼まで出て各駅停車に乗換えて幕張本郷に行き、以下に記載するバスを利用した方が早い。

2.バス利用の場合

 先述したように、西船橋での京葉線接続で待たされる場合は、幕張本郷駅まで行ってバスに乗換えたほうが便利だ。バスの本数が多くて連接バスがあるなど、輸送力はかなりある。なお、一つ隣の幕張駅のほうが海浜幕張には近いが、駅前の事情などにより、メッセに直通するバスはほとんどない。
 幕張本郷駅の改札を出て、右に曲がって外に出たところにバスターミナルがある。一番早いのは、大規模イベント開催時のみに運行される、幕張メッセ行き直通バスである。ただ、これが運行される日は限られている。
 定期バスで行く場合、「幕張メッセ中央」行きが止まっていれば、そのまま乗ればいい。文字通り幕張メッセの中央入口前に着くので、メッセのどのイベント会場にも比較的簡単に行ける。
 ただ、このバスはあくまでも一時間に2〜3本しかない(時刻表)。一方、そのバス停からは頻繁に「マリンスタジアム」行き(1時間に1本ほど「医療センター」行きもある。マリンスタジアムまでの経路は同じ)のバスが発着する。待ち時間が15分程度なら、「メッセ中央」行きを待ったほうが得策だが、そうでない場合は、これらのバスに乗ったほうがいいだろう。
 このバスで行く場合に極めて重要なのは、事前に「行きたいイベントが幕張メッセのどこでやるのか」を調べておくことである。「マリンスタジアム」行きのバスには「幕張メッセ(東口)」というバス停があるが、ここが「イベント会場の最寄のバス停」になるのは、年に10日あるかないかだ。
 この「幕張メッセ(東口)」で降りるのが最善になるのは、国際展示ホールの7・8で行われるイベントに行くときだけだ。
 このバス停は、幅500mくらいある国際展示ホール1〜8の東端に位置する。歩道橋をわたれば、国際展示ホールには直接入れる。とはいえ、1や2に行くにはかなり歩かなくてはならない。また、正面入口からも離れているので、国際会議場や幕張イベントホールに行くにも適していない。最近、イベント会場としてよく使われている国際展示ホール9〜11に行くとしたら、下手すると1キロ近く歩く破目になる。
 正面入口に近いのは、幕張メッセ(東口)の一つ手前の「タウンセンター」である。実際、バスの車内放送でも、「幕張メッセに行かれるにはこちらで降りてください」とアナウンスされる。国際会議場に行くには、ここが最善だ。
 幕張メッセに行く人のほとんどが、この二つのバス停を利用する。しかし、ほとんどの人に知られてはいないが、この路線バスで幕張メッセに行くのに便利なのバス停がもう一つ存在する。
 それは、「幕張メッセ(東口)」から数えて4つ手前に位置する「NTT」だ。(路線図
 その名の通り、幕張新都心にあるNTTビルのまん前にあるバス停だが、実は幕張メッセ・国際展示ホール9〜11の最寄バス停でもあるのだ。
 幕張本郷方面から来た場合、バス停を降りて、そのまま進行方向に進むと交差点がある。それを右に渡り、そのまま直進すると、京葉線のガードがある。それをくぐればすぐに国際展示ホールの11に着く。イベントの入口はだいたい2階なので、階段を上らなければならないが、信号の待ち時間を入れても、10分も歩かない。海浜幕張駅や「タウンセンター」よりは早いだろう。ちなみに、帰りに10ホールの出口から「NTT」の幕張本郷行きバス停までの所要時間を計ったら、ちょうど5分だった。
 なお、「幕張メッセ中央」バス停からでも、9〜11ホールに行くのはちょっと面倒だ。幕張本郷で10分くらい「メッセ中央」行きを待つくらいなら、「NTT」で降りたほうがいいかもしれない。
 このように、一口に「幕張メッセ」と意って、開催される会場や、入口の位置によって、「最寄のバス停」は大いに違ってくる。基本はあくまでも「幕張メッセ中央」行きに乗ることだが、いかんせん本数が少ない。これに乗れなかった場合は、どのバス停で降りるかをあらかじめ確認しておかないと、思わぬ余計な時間を取られてしまうので、注意が必要である。

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