2012年06月22日

情報源としての価値

 本日、首相官邸に原発再稼働反対を主張する人が4万人も集まってデモを行いました。仮にも政治の中枢に、ちょっとした市の人口並の人数が押しかけてきたわけです。
 その人々は、いわゆる「原子力村」の住人である、NHKを含めたほとんどの報道業者と利害関係が相反します。したがって業者達が集まった人々を快く思わないのは仕方ないところです。
 とはいえ4万人もの人が集まったわけです。仮に批判的な立場でも、それを伝えるのが「報道機関」としては当然でしょう。
 ところが、いくつかのTV局・新聞社サイトがちょこっと報じたものの、大半の業者は現時点で完全に無視しています。
 あったかどうかすら伝えないのでは、もはや「報道」とはいえません。完全に「原子力村の広報機関である」と宣言したようなものでしょう。
 このような状況が続けば、ネットなどにおいて、商業マスコミが「ソース(※信頼にたる情報源)」とlして扱われなくなる日も遠いことではないかも、などと思ってしまいました。

2012年06月22日 23:49