2013年05月01日

「普通」と「各駅」

 地下鉄の副都心線に乗りました。東横線と直通運転するようになってからだと初めてです。
 ちょっと待ち時間があったので、上下線の発車時刻表を見ました。東横線方面の行き先が、九割がた「元町・中華街行き」になっているのを見た時は、分かっていたとはいえ、ちょっと驚きました。
 一方、以前から直通運転していた逆方向の西武池袋線・東武東上線方面ですが、こちらの時刻表も行き先・種別が多様になっていました。
 その中で、特に面白かったのは、列車種別において、東武東上線に乗り入れるのが「各駅」で、西武線池袋線に乗り入れ、西武線内の全駅に停車するのが「普通」と表記されていた事でした(※ざっと見ただけなので、逆だったかもしれません)
 この一つの路線から西武と東武に乗り入れる、というのは有楽町線が15年ほど前からやっていました。ただ、ここまで種別が複雑ではなかったので、そのような「使い分け」は行われていませんでした。
 関西では、南海電鉄において、同じ区間に停車駅が異なる「普通」と「各駅」が並走する区間があり、その二つが別々の列車種別として扱われています。
 その「使い分け」が関東にも出現した、というのは興味深いものでした。
 そして、改めて副都心線の列車種別の多さ・複雑さに驚かされました。

2013年05月01日 22:47