2013年01月16日

火を噴く飛行機

 全日空で飛行中に煙が出て緊急着陸した、というニュースがありました。幸い、着陸時に数名が怪我した程度ですんだそうですが、一歩間違えればとんねもない事になっていた危険性があります。
 しかも、同じ日航では同機種が、先週、二日連続で問題を起こしています。つまり、今月だけで既に3回目のトラブルなわけです。そのため、該当機種はすべて運行停止にした、とのことでした。
 はっきり言って、対応が遅すぎます。本来ならば、そんな機種が乗客を乗せて空を飛んでいた事自体が異常なのです。
 特に飛行機の場合、一旦とんでもない事故が起きると、大惨事になります。それだけにより慎重な安全確認が必要なはずです。驚くよりありません。
 日航の前会長が「利益なくして安全なし」と公言し、それが何ら問題とされない世の中です。今回のようなトラブルが発生したのも、根源にはそのような考え方があると思っています。
 我が家でも毎年飛行機を使うので、他人ごとではありません。「空の安全」に対する考え方を根本から変える必要があるのでは、と強く思いました。

2013年01月16日 14:01