2012年12月21日

トウモロコシの粒

 職場の自販機に缶コーンポタージュスープが入りました。小腹が空いた時などに便利なため、かなりの割合で飲んでいます。
 そんなとき、ひょんな事から、缶入りコーンポタージュスープの粒を残さず飲む方法を、流体力学を用いて解析したページを見つけました。
 わざわざ、3Dでシミュレーションして、その理論を実証しています。確かに、そこに書いてある通りにやったら、粒が缶に残ることはなくなりました。流体力学おそるべしです。
 それにしても、たかだかトウモロコシの粒を一つか二つ食べそこねないためだけに、理論を考え、3Dを用いてシミュレーションまでしているわけです。効率や利益を最優先で考える現在の風潮からすると、非常に無駄と言えなくもありません。
 しかしながら、自分は、このような事をした人たちにかなりの敬意を感じています。このような「遊び心」があればあるほど、世の中は豊かになると思っているからです。
 今後も、このような人たちが、一見技術の無駄遣いのような事をやり続けることができれば、少しは経済も上向きになるのでは、と思っています。

2012年12月21日 23:53