2011年01月06日

真似したくない広告

 電車の中でGoogleの広告を見ました。IT系にも関わらず、手描き絵でアナログ色を出しており、かなり目立ちます。
 その内容を見たら、見た目以上に奇抜でした。一つは、街を歩きながら、「音声検索機能」を使っている人を見た、というものです。そしてもう一つは、「南青山でデートしたら、彼女が急遽『バットを振りたい』と言ったので、Googleで近隣のバッティングセンターを検索した、というものでした。

 前者を見ると、「音声検索機能を街中で使っている人は、傍からみるとかなり奇妙だ。うかつに使うものではないな」という印象を持ちます。また、後者のほうは、検索機能以前の問題で、「ちょっとこの彼女、奇矯すぎるのでは」と思ってしまいます。
 まあ、そのあたりも含めて、見た人の印象に残る事を狙った広告なのでしょうが・・・。
 もちろん、この広告を見たからといって、検索などのGoogleが提供するサービスを使う頻度が減る、などという事はありません。とはいえ、会社に対する印象が悪くなることはあれ、良くなる事はないな、と思った広告でした。

2011年01月06日 23:55