2011年11月27日

愛媛FC、ホーム最終戦も黒星で終了

 松山で行われた愛媛FC-ザスパ草津戦をテレビ観戦しました。キーパーは兼田選手で、Jリーグ初出場を先発で飾る形になりました。
 開始直後、いきなり速攻を決められ、いきなりその兼田選手の出番となります。そのシュートを見事に防ぎ、Jリーグ初プレーを無難にこなしました。

 その後も、全体的に草津ばかりが攻める展開になります。草津はこの試合にJリーグで初となる勝ち越しがかかっています。一方、愛媛は目標となる8位はとうの昔に絶望となっています。その目標の有無が試合展開に出た、という感じでした。
 さらに、前半の接触プレーで内田選手が負傷退場となり、早くも交代要員を使わざるを得なくなったなどと、弱り目にたたり目、といった感じになります。
 そして前半14分、相手のクロスがフリーになっていた杉本選手に渡り、J初ゴールを許してしまいました。
 その後も、草津ペースは続きます。攻めこまれて何とかクリアするも、そのボールを再び奪われて攻め込まれる、というくり返しがかなり続きました。見ていて、草津のほうが選手が一人多いのでは、と思えてしまうほどでした。
 しかしながら、兼田選手の奮闘もあり、何とか1点差で前半を終えます。後半に入り、選手交代はありましたが、流れは変わらず、同じような展開が続きます。
 そして後半41分、カウンターから総攻撃を食らい、そのまま追加点を奪われます。これでほぼ試合は決まりました。
 その後、アディショナルタイムで石井選手がゴールを決めましたが、その直後に笛が鳴り、1対2で敗戦となりました。
 試合終了後は、バルバリッチ監督、川北選手が挨拶。ファンと握手しながらゴール裏に行き、今期での引退を発表した三上選手、さらには公式発表はないものの退団が決まっていたらしい金守選手の挨拶がありました。

 今季の総括として、元愛媛FC監督である解説者の大西さんは、フロントの補強姿勢をかなり強く批判していました。特に、昨年、固い守りで勝率5割になったにも関わらず、その要であった、小原選手とアライール選手を引き止められなかった事を問題視していました。
 といわけで、来年はそのあたりを中心に的確な補強をしてもらいませんです。しかしながら、もともと、資金力がないうえに、今年、ユニフォームの胸スポンサーがとんでもない事になったので、来年はさらに厳しい状況になるとは思われます。
 とはいえ、このままズルズル行っていいわけがはありません。苦しいなりに方法を見つけ、何とか挽回してもらいたいものだと思いました。

2011年11月27日 21:27