2011年11月12日

秋の車窓

[ 交通 ]

 池袋から丸ノ内線に乗りました。茗荷谷駅を過ぎると、「地下鉄」であるにも関わらず、地上を走り出します。
 住宅街ですが、自然もそこそこ残っており、車窓からは紅葉した樹々が見えました。秋晴れの青い空と色づいた樹々取り合わせは、印象に残る風景でした。
 その後、いったん地下に戻りますが、しばらくすると再び地上に顔を出し、高架の後楽園駅に到着します。
 そして、東京ドームや後楽園遊園地、さらには講道館などが車窓に見え、白山通りを高架で渡った後、再び地下に戻ります。
 それからしばらく地下を走るのですが、御茶ノ水駅を出ると一瞬地上に出ます。そして、川面スレスレの橋で神田川を渡りました。これだけ本数のある路線で、ここまで水面に近い鉄道橋を使ってるのはかなり珍しいのでは、などと思いました。
 ほんの十分弱の「準地上区間」ですが、天気と紅葉の事もあり、かなり見応えのあった車窓風景でした。地下区間と地上区間が交互にあるのも、地上区間での車窓風景の印象を強める効果があるのかもしれません。
 秋晴れの日に行う「都心の鉄道ミニ旅行」としてお勧めできる区間だ、と思いました。

2011年11月12日 22:05