2011年07月03日

愛媛FC、今期2度目の3失点で敗れる

 愛媛FCは3試合ぶりとなったホームでファジアーノ岡山との対戦となりました。昨年の開幕戦において、同じホームで敗れた相手です。しかしながら、今期はここまでの成績には差があり、愛媛優位かと思われました。
 今日もネット観戦だったのですが、開始直後に、前野選手のプロ2ゴール目であっさり先制します。この時点では、最近は後半に得点する愛媛としては珍しいな、まあ後半はさらに追加点を挙げるのだろう、などと楽観していました。

 そのまま1対0で進みますが、前半30分過ぎにPKを取られてしまい、これをリーグ得点王争いをしているチアゴ選手にあっさり決められ、追いつかれます。
 そして得意の後半になりますが、どうも愛媛は走り負けているとのことでした。バルバリッチ監督は後半開始時に二人を入れ替え、さらに後半18分で交代枠を使い切るという、早めの動きを見せますが、それも効果がありません。
 対照的に、岡山の選手起用は冴えていました。後半20分に「初の東大卒Jリーガー」として話題になった久木田選手が入ると、後半38分にJ初ゴールとなる勝ち越し点を挙げます。
 さらにそのタイミングで白谷選手を投入すると、後半45分に大きな三点目を挙げられてしまいました。
 愛媛も後半48分にジョジマール選手のゴールでやっと反撃を見せますが、点差が大きく、そのまま2対3で破れました。
 これで愛媛は今期2度目の3失点での敗戦となりました。前回の3失点はホームの北九州戦でした。いずれも、下位チーム(現時点で北九州は愛媛と勝点が同じになりましたが)相手の大量失点であり、素人目に見ても、緩みがあるのでは、と思えてしまいます。
 もっとも、それらの相手に確実に勝てるようになれば、愛媛も昇格争いの常連になれるのでしょうが・・・。
 まあ、前回は北九州に惨敗した後に持ち直し、一時は3位になったわけです。今回も、この敗戦を糧にして、新規まき直ししてもらいたいものです。

2011年07月03日 22:01