2011年07月31日

11分停車

 都内から帰ろうとしたら、幕張本郷駅で人身事故があり、総武線の各駅停車が運転見合わせと出ていました。そこで、快速に乗って船橋に行き、そこから振替輸送で京成を使うことにしました。
 京成の船橋駅に着くと、数分後に京成千葉線直通の各駅停車が来る、という表示がありました。これならば、10分ちょっとで幕張本郷に着きます。
 我ながら、最善のプランで事故の影響を最小限に回避した、と悦に入りながら、ちはら台行きに乗りました。
 ところが、京成津田沼に着くと、「発車は35分になります」というアナウンスが流れました。時計を見ると、まだ24分です。つまり、この電車は京成津田沼に11分も停車するわけです。
 地方のローカル線ではよくある話ですが、まさか首都圏である津田沼で、このような停車時間が設定されているとは夢にも思いませんでした。まあ、京成としては、単に24分着の京成津田沼行き各駅と、35分発の千葉線各駅を同じ車両を使って運転している、という感覚なのでしょう。実際、他に乗っている人も慣れているのか、特に驚いてはいない感じでした。
 京成船橋駅でのタイミングの良さに喜んでいただけに、11分停車を知った時の落胆ぶりはかなりのものがありました。さらに、11分待って京成津田沼駅を出ると、「JR総武線各駅停車は、先ほど、津田沼-千葉間の運転を再会したとの情報が入りました」というアナウンスが流れました。
 まあ、総武線の復旧を待っても着いた時間はさほど変わらなかったでしょう。とはいえ、様々な意味で強いインパクトを与えられた「11分停車」でした。

2011年07月31日 23:29