2012年09月12日

言葉の裏にあるもの

 ツイッターである店の経営者をフォローしていました。その人は、営業中にも関わらず、せっせとツイートするばかりか、ブログの更新も一日に何回かしていました。
 しかも、業務中であるにも関わらず、かなりおちゃらけた事まで書いていました。その質量共に過剰なツイートは、率直に言って食傷気味でした。
 ところがある日から、そのツイートがピタっと止まりました。最初は特になんとも思わなかったのですが、それが何日も続くと気になります。調べてみたところ、アカウントが削除されていました。さらに、ブログも消えていました。
 もしやと思い、その店が加盟しているチェーンの本部サイトを確認したら、閉店となっていました。
 今にして思えば、あの連日のツイートやブログ更新は、店を続けるかどうか悩みながらやっていたわけです。また、閉店したということはお客さんがいなかったわけです。その悩みや暇すぎる時間を紛らわせるための、過剰な書き込みだったのかもしれません。
 ツイートを見ていた時は、そのような状況は想像だにしませんでした。あらためて、単に文章を読んだだけでは伝わらないものが山ほどあるのだな、と思いました。

2012年09月12日 23:00