2011年06月12日

愛媛FC、チーム史上初の2点差逆転勝利

 ホームで行われた愛媛FC-ガイナーレ鳥取を携帯中継観戦していました。相手は今期昇格してきたチームですが、前回、前J1の京都に勝っています。また、昨年の愛媛は、ホームで昇格組の北九州に勝てませんでした。というわけで、チーム状態がいいにも関わらず、楽観はできませんでした。
 激しい雨の中で行われた試合は、その嫌な予感が的中したわけではありませんが、早々と2点を失ってしまいます。さらに、攻めてはPKを外してしまうなど、最悪の展開で前半を終えました。

 しかし、今期の愛媛は後半になると得点力が増します。そしてこの試合でも、足元の悪さに合わせて戦術を変え、後半21分、齋藤選手が今期4点目となるゴールを決め、1点を返します。
 そのまま1点を追いながら、終了時刻が迫ります。しかし、後半43分、途中から投入された内田選手が同点ゴールを放ちます。そして、アディショナルタイムとなった46分、ジョジマール選手のパスを前野選手が決め、Jリーグ初ゴール。そしてそのままこれが決勝点となりました。
 何でも、2点差をつけられてからの逆転は、愛媛がJリーグに入ってから初めてとの事です。序盤の2失点はいただけませんですが、それをひっくり返した、というのはチーム力が増したためなのでは、と思いました。
 これで勝点は17となりました。3位の鳥栖とは勝点1差ですので、「昇格圏内」に入っている事になります。
 次節からは3戦連続アウェイとなり、相手も鳥栖・熊本・草津と勝点がほぼ同じチームが続きます。厳しい試合が続きますが、ぜひともこの位置を維持できるよう、頑張ってもらいたいものです。

2011年06月12日 22:27