2011年06月06日

4度目の観戦でついに勝点獲得シーンを見る

 予定していた仕事が流れたため、急遽、駒沢で行われるFC東京-愛媛FC戦に行くことにしました。
 試合開始の2時間ちょっと前に渋谷駅に着いたら、何人かFC東京のユニを着た人が歩いていました。そして、バスに乗ったら、やはりFC東京のユニを着た親子連れがいました。
 最寄りの駒沢大学駅ならともかく、渋谷でこれだけ遭遇するとは驚きました。やはり、Jリーグトップクラスの人気を誇るチームは違います。

 試合場に着いて、相方への土産を買ってからスタンドに入りました。渋谷で食事したりしていたため、着いたときにはマスコット達の担架芸は既に終わっていました。
 それでも試合開始まで30分以上ありましたが、既に相手ゴール裏は満席です。その後もだんだんと埋まっていき、最後にはホーム自由席は満席で、立ち見もぎっしり、となっていました。
 一方、愛媛側のほうも、過去に観戦した蘇我や柏に比べるとかなりの入りでした。満席ではないものの、相手に対抗してか、立ち見をしている人もいました。やはり東京と千葉では人口が違うな、と当たり前の事を再認識しました。
 また、陸上トラックに並んでいるスポンサーの看板を見ても、有名企業ばかりでした。ニンスタの放送で見るスポンサーとはえらい違いです。このあたりを見ても、あらためて、FC東京のメジャーぶりを感じさせられました。
 ちなみに、今日は他にJ1チームによるJリーグ杯の1回戦が行われましたが、この駒沢より動員が多かったのは、浦和の試合だけでした。
 さて、試合のほうですが、序盤から相手がボールを持っている時間が長いように思えました。そんな中、前半17分に守備を突破され、絶好の位置にいた田辺選手にシュートを決められ、先制されます。
 その後、愛媛が好機を作る場面もありましたが、全体的にはボールを持たれていた、という印象を持っていた前半戦でした。
 しかし愛媛は、ここのところ、後半に得点する場面が多々あります。今日も後半になると、ボールを持つ時間が増えました。そして63分、相手守備を突破してゴールに攻めこみ、最後は石井選手のループシュートが決まって同点に追いつきました。石井選手は2試合連続の得点です。
 その後も一進一退の展開が続きます。途中、かなりいいシュートを放った場面もありましたが、相手キーパーの好守に阻まれ、勝ち越しはなりませんでした。
 結局、そのまま1対1で引き分けとなりました。前評判1位で、現役の日本代表選手を何人も擁しているチームに対し、アウェイで勝点1を取れた、というのはかなり大きかったと思います。
 実際、試合終了後のスタンドも挨拶に来た選手達も、勝ったような雰囲気でした。個人的にも、生観戦4試合目で初めて勝点を挙げた試合を見ることができたので、かなり嬉しい事でした。
 逆に、FC東京側としては負けたような気分だった事でしょう。確かに、ここまでの成績は誰もが予想していなかったでしょう。
 他人事ながら、一つ「打開策」として思ったことがありました。それは、ゴール裏に大きく掲げている「1年間お世話になります。J2なめていました(当初は「なめていません」だった)」という横断幕をはずす、という事です。話には聞いていましたが、実際に目にしたら、想像以上に不愉快でした。これを掲げて現在の成績では、ギャグでしかありません。一日も早く改善すべきでしょう。
 次回は、新規参入ながら、今節で前期J1の京都に勝った鳥取をホームに迎えます。勢いのある相手ですが、こちらもいい流れで来ていますので、何とか勝ってほしいものです。

2011年06月06日 00:21